「新卒1年目だけどすでに会社を辞めたい……」
「入社1年未満の人の退職率(離職率)ってどうなっているのだろう」
こんな悩みや疑問がありませんか?。
そこで本記事では、退職率(離職率)についての統計データをもとに、新卒の退職率についてわかりやすく解説します!
それだけではなく、
- 仕事を続けるべきか辞めるべきかで迷っています。判断基準はありますか?
- 1年以内で辞めても無事に転職できるのでしょうか?
- 退職がかなり難航しそうです。無事に退職できるか不安でいっぱいです……
このような悩みについても、しっかり回答していきます。
『入社して日が浅いけどすでに辞めたい』
『退職や転職が不安なのでネットで情報を探している』
上記のような人は、ぜひこの先も読み進めてみてください。
この記事を読むことで、余計な不安や悩みをとりのぞくことができます。
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目次
1年目の退職率(離職率)は大卒で約12%【業種によっては20%超えも】
さっそく、結論から入ります。
大卒、高卒・短大卒・中卒、それぞれの退職率(離職率)は以下の通り。
※1年目の新規就職者の場合になります。
大学 | 約12% |
---|---|
高卒・短大卒 | 約18% |
中卒 | 約43% |
出典:厚生労働省「新規大卒就職者の離職状況(平成27年3月卒業者)」

この数値はあくまで全体の統計。
業種によっては数値がもっと上がるという結果に。
いかがでしょうか?
1年目で辞める社員は、意外と多いことが分かりますよね。
以下、くわしく見ていきましょう。
大卒の退職率(離職率)は約12%だが、高卒・短大卒・中卒だと約18~42%も
まず、以下の表をご覧ください。
厚生労働省「新規大卒就職者の離職状況(平成27年3月卒業者)」
先ほども数字として出しましたが、改めて見てみると面白いことに気づきます。
大卒こそ約1割ですが、高卒・短大卒は約2割、中卒に至っては約4割が、1年未満で離職していることに。
割合で言うと、
1年以内 | 3年以内 | |
大卒 | 10人に1人 | 約3割 |
高卒・短大卒 | 5人に1人 | 約4割 |
中卒 | 5人に2人 | 約6.5割 |
「3年3割」とはよく聞きます。
ただし、大卒に限らずに全体数でみた場合、もっと多くの人材が早期離職していることになりますよね。
このようなデータを見ると、早期離職者は『完全な少数派』とも言い切れなくなってきます。
1年以内や3年以内などの早い段階で会社を辞めるのは、そこまで異常なことではないでしょう。
大卒でも、ある業種は約20%が1年以内に辞めています【3年以内だと50%!?】
今度は、「業種」に着目します。
以下、1年目での退職率がもっとも高い3業種。
順位 | 職業 | 割合 |
1位 | 生活関連、娯楽業 | 20.6% |
2位 | 教育、学習支援業 | 20.4% |
3位 | 宿泊、飲食サービス業 | 19.9% |
出典:新規大学卒業者の産業分類別(大分類※1)卒業3年後※2の離職率の推移

これら業種は大卒でも、退職率が約2割にものぼります。
いわゆるサービス系の職種ですね。
- 人材不足
- 低賃金
- 重労働
- 不規則
サービス関連の業界では、上記のような問題が指摘されることもしばしば。
そう考えると、約2割の人が1年もたずに従業を辞めてしまうのにも納得できます。
ちなみに、こういったサービス関連業では、3年以内の退職率が約5割にものぼっている事実も見逃せません。
なんと、3年以内だと、新入社員の約半数が辞めていきます。
上記の結果からも、新卒1年目で辞めるのは、特別おかしなことではないはずです。
今も昔も「3年3割、2年2割、1年1割」の退職率(離職率)
よくある批判として、「最近の若者は~~」論争があげられます。
ここまで上げたデータへも、
「根性のない、最近の若者が早期に辞めがちなだけ」と一蹴するような意見があるかもしれません。
しかし、意外や意外。
ここ30年のデータを見ても、昔から「3年3割、2年2割、1年1割」の退職率は大きくは変動していません。
※大卒の場合。
もちろん、細かい差異はあれど、早期離職者の割合はほぼ横ばいになっています。
学歴別で見てみると以下の通り。
大卒:「3年3割、2年2割、1年1割」
高卒:「3年4割、2年3割、1年2割」
短大卒:「3年4割、2年3割、1年2割」
中卒:「3年7割、2年6割、1年4割」
出典:学歴別就職後3年以内離職率の推移

以上のことから、「最近の若者は~~」という論調は通用しません。
今も昔も、若者は早期に仕事を辞めています。
とくに若いうちは、「自分に合った仕事探しに苦労し、自分の道を模索するのが普通」と言えるのではないでしょうか?
新卒1年目でも退職していい?続けるべき?【退職理由によります】

新卒1年目で、今の会社を辞めるべきか続けるべきか。
これは、置かれている状況や辞めたい理由によって変わってきます。
- 退職した方がいい人
- 慎重になったほうがいい人
上記の通り、2つのタイプに分かれるでしょう。
もっとも分かりやすいのが、「ブラック企業」か「ホワイト企業」かという基準。
以下、それ以外の基準についても、さらに詳しく解説していきます。
一刻も早く退職した方がいい人
言うまでもなく、自分が今「ブラック企業」で働いていると感じるのであれば、即刻やめるべきです。
身体や精神に負担がたまっていって、再起不能になるかもしれません。
それ以外の基準としては、「やめたい理由」と「希望転職先」を考えてみてください。
- 必死に就職活動して今の企業に入ったが、どうしても仕事内容が合わない
- 会社からの拘束時間が長く、休みもない上に、給料も低い
- 職場の人間関係が悪く、上司の人間性も受け入れられない
- 上記の場合は、自分ではどうしようもない問題なので、すっぱり辞めて転職したほうが健全です。
また、「希望転職先」が以下のような場合も、早めに退職するべきです。
- 希望する転職先が異業種
- 希望する職種が異職種
希望する仕事と今の仕事との関連性が薄い場合ですね。
希望するのが異業種や異職種の場合、転職して一からスタートすることになります。
そのため、踏ん切りをつけずに今の会社に居続けるのは、「時間の無駄」だと言わざるを得ません。
まとめると、
- ブラック企業
- 仕事や会社に不満
- 別の仕事や業界に行きたい
少し慎重になって続けたほうがいい人
一方で、「少し慎重になったほうがいい人」もいます。
言うまでなく「ホワイト企業」の場合は、安易に辞めるというのはオススメできません。
一旦、自分の中でよく考えて、結論を出すべきです。
特に、以下のような「やめたい理由」や「希望転職先」の場合は少し慎重になってください。
- 会社に不満はないが、さらなる待遇アップを狙って転職を考えている
- やりがいのある仕事が少ない
「希望転職先」
- 希望する転職先が同じ業種
- 希望する職種が同じ職種
こういった人の場合、1年たたずに辞めるよりも、もう少し続けてみて自信や実績を積む方がいい場合もあります。
端的に言うと、「今の仕事や会社に不満はないけど、もっと上を目指している」状況ですね。
この場合、待遇のいい会社を辞めて転職した結果、「元の会社のほうがよかった」と後悔してしまう可能性があるからです。
- ホワイト企業
- 仕事や会社に満足
- 待遇アップのため転職
新卒1年未満で辞めたら転職できないのではないか?【問題なくできます】

なぜ、新卒1年未満で辞めても転職が可能なのでしょうか?
それは、現代日本の転職市場では「第二新卒」というカテゴリが存在するからです。
新卒3年以内までは、この「第二新卒」という扱いで転職活動できます。
また、採用市場からみても、
- 新卒3年以内に3割が退職する
- 少子高齢化により若手人材が減少
こういった理由から、現在は「売り手市場」と呼ばれる状態に。
基本的に、若手というのは有利なんです。
企業側が「第二新卒」を積極採用する意図としては、
- 新卒のようなフレッシュさがある
- 基本的なビジネスマナーが身についている
- 明確な目的意識のもと転職している
上記のような点を評価してくれています。
以上のことから、新卒1年目で辞めたからと言って、転職が絶望的になることはありません。
きちんとした転職活動ができれば、「問題なく転職できます」。
退職したくても「会社が認めない」「言い出せない」ときは?【救済サービスあり】

現代では、『退職代行サービス』というものがあります。
これは、
- いっさい会社に出向かなくとも、
- 退職のプロがあなたの代わりに、
- 100%退職させてくれるサービス
になります。
あなたと会社の間に、『退職代行サービス』という第三者を入れることが可能です。
使者のような形で、間に入ってくれますよ。
ただし、以下のデメリットにも注意してください。
・3万円前後の料金がかかる
・強制力を使うので「円満な退職」は無理
- 会社が辞めさせてくれない
- どうしても上司には言い出せない
- 一分一秒でも会社には居たくない
こういった追い詰められた状況にある労働者の、奥の手のようなサービス。
当然、状況に余裕がある人や、使わなくともすむ人もいます。
ただ、使わざるを得ない状況の人は、迷わず使いましょう!
以下、優良な『退職代行サービス厳選5社』を徹底比較したまとめ記事になります。
『退職代行サービス』が必要だと感じる人は、ぜひ参考にしてみてください。
あなたに合った『退職代行サービス』がかならず見つかります!
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まとめ:新卒1年未満だとしても、明らかに退職したほうがいい場合もあります。

本記事のかんたんなまとめ
ここまでの内容を、かんたんにまとめます。
おさらいしたい人は、目を通して見てください。
- 大卒:約12%
- 高卒と短大卒:約18%
- 中卒:約43%
- 大卒 → 約3割
- 高卒・短大卒 → 約4割
- 中卒 → 約6.5割
1位:生活関連、娯楽業 → 20.6%
2位:教育、学習支援業 → 20.4%
3位:宿泊、飲食サービス業 → 19.9%
<学歴別>
大卒:「3年3割、2年2割、1年1割」
高卒:「3年4割、2年3割、1年2割」
短大卒:「3年4割、2年3割、1年2割」
中卒:「3年7割、2年6割、1年4割」
- ブラック企業
- 仕事や会社に不満
- 別の仕事や業界に行きたい
- ホワイト企業
- 仕事や会社に満足
- 待遇アップのため転職
■新卒1年目で辞めるのは、特別おかしなことではない■
■新卒3年以内までは「第二新卒」で転職活動できるため、新卒1年目で辞めたとしても「問題なく転職できる」■
■退職が難航するときや、いざというときは「退職代行サービス」を利用して即日退職しよう■
新卒1年未満だとしても、明らかに退職したほうがいい場合もあります。
一般的には、「仕事を1年以内にやめること」に対してネガティブなイメージがあります。
しかし、
- 必死に就職活動して今の企業に入ったが、どうしても仕事内容が合わなくてつらい。
- 会社からの拘束時間が長く、休みもない上に、給料も低くて絶望している。
- 職場の人間関係が悪く、上司の人間性も受け入れられないので毎日が苦痛。
このような理由から、やむを得ずに会社を去る決断をせざるを得ない人がいるのも事実。
新卒1年未満だとしても、明らかに退職したほうがいいケースです。
結局、「辞めるか辞めないか」は自分自身で決めるしかない問題ですが、必要以上に周りや世間の意見に流されないでください。
あなた自身の人生です。
退職が難航するときや、いざというときには「退職代行サービス」に頼ってもいいでしょう。
後悔しないように、決断してもらえれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
本記事は以上です。
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