職業別の退職体験談

「歯科技工士を辞めたい」と思ったら即辞めるべき理由!体験談をもとに解説!

ブラックすぎる職業で知られる「歯科技工士」。

・一向に上がらない給料

・5年以内離職率が約80%

・朝~深夜までの超長時間労働

上記のような深刻な問題が、明るみに出ています。

そこで今回は、「『歯科技工士を辞めたい』と思ったら即辞めるべき理由」に切り込んでいこうと思います。

リサーチ調査した結果、さまざまな体験談が集まりました。

※現役の歯科技工士の方、すでに歯科技工士を辞めた方を対象にしています。

 

本記事がオススメな人

・歯科技工士を辞めたいが、いろいろな迷いや不安から決断できずにいる人

 

本記事を読むメリット

・歯科技工士の退職や転職への不安がなくなり、決断できるようになる。

 

会話形式にて読みやすくわかりやすくまとめています。気になる方はぜひこの先もお読みください!

 

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「歯科技工士を辞めたい…」は正常すぎる感覚だと言わざるを得ません

歯科技工士はブラックとよく聞きます。具体的にどのような大変さがあるのでしょうか?
それでは、実際の体験談をもとに紹介していきます。「薄給」「長時間労働」「業界体質」このあたりにフォーカスして見ていきましょう。
お願いします!

技工士にとっては周知の事実になりますが、第三者のリアクション含め、改めて正常なのか異常なのか考えるきっかけにしていただければと思います。

薄給過ぎる給料面

まずは給料面ですね。具体的にイメージできる口コミを紹介します。
気になる……。

 

毎日長時間労働。時給に換算したら400円くらい。腕を上げても給料があがらない。ドクターからパワハラされたり、激務で身体を壊して辞めました。

出典:http://honne.biz/job/s1220/4/

 

よ、400円……。想像以上にきつい……。
超長時間労働な上に、残業代が出ないところが多いようです。また、そもそもの技工料が安すぎるといった問題もあります。以下、ご覧ください。

 

夫によれば総入れ歯の技工士の報酬は5000円、銀歯の報酬は1300円らしい。

うろ覚えなので金額は間違ってるかもしれないが、「作るのに時間がかかるのにこの報酬じゃ割りに合わない」と夫が言っていたのは確か。

出典:https://anond.hatelabo.jp/20170409141527

 

入れ歯ってどのくらいで完成するのでしょうか? 2,3日くらいはかかるとしたら、かなり割に合わないですね……。
2、3日どころの話ではありません。大きさや材質にもよるのですが、だいたい2週間~1か月はかかると言われています。
…………。絶望的すぎます……。

行き過ぎた長時間労働

次は労働時間を見ていきましょう。
正直、ちょっと怖いです……。

 

世間で言う残業時間、280時間超、もちろん残業手当て無し、ついでにボーナスもなし。(一般的、過労死危険の目安時間100時間)
日曜祝日ゼロ、休めるのは歯医者が休んでいる盆暮れくらい、後期には年中無休の歯科医院が仕事をだしてきたので、更に酷い状態。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11151832101

 

残業280時間って、死んでもおかしくないですよ!
さらに、残業代も出ませんからね……。1日の流れも見てみましょう。

 

あさ9時から営業、市内70km10軒弱の歯科医を自家用車で回る、ガソリン等経費自分持ち、13時頃帰社。

直ぐに製作作業、以降運がよければ仕事合間に何か食べ(ほとんど休む間なし)22時なんて凄いラッキー「夕方」状態、日が変わり2時、まだ良い5時間くらい眠れるから。

普通3時4時終了。3~4時間眠り、9時からまた同じ。運が悪ければ5時6時。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11151832101

 

朝9時~早朝3時4時まで働くってことですよね……。
この方は特別ひどい状態ですが、他にも凄惨な状況があります。

 

週6で働いています。朝9時出勤(8時半)〜夜10時頃まで働いています。昼休憩1時間あるものの実質30分もない程度。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10214527280?__ysp=5q2v56eR5oqA5bel5aOr44CA6L6e44KB44Gf44GE

 

私も1日の平均労働時間15時間が当たり前だった。残業代はつくはずもなく時給計算だと300円。勿論休憩なんて取れても10分。昼飯を急いで食べるくらい。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10214527280?__ysp=5q2v56eR5oqA5bel5aOr44CA6L6e44KB44Gf44GE

 

歯科技工士ってこれが普通なのでしょうか?
残念ながら……。「定時で帰れる」といった話は聞いたことがありません。

そもそも業界体質が終了している

低賃金に超長時間労働……。なぜこのような凄惨な状況になってしまうのでしょう?
そもそも、業界体質が問題だと言わざるを得ません。まずは年収に対する指摘です。

 

20代30代の歯科技工士の年収が400万円台なんて聞いたことがない。夫も年収は多い時で(20代の時)300万円を越えた程度だった。

年収200万円台は、20代30代の歯科技工士には普通にあり得る。
本当かよと思うならネットで東京の歯科技工士の求人を調べてみて下さい。

「東京でもこの程度?!」と思いますから。地方はもっと低いですよ。

出典:https://anond.hatelabo.jp/20170409141527

 

東京でも、200万円台が普通みたいですね……。ということは地方だとさらに……。
年収だけでなく、専門学校が廃校しているという話もあります。

 

専門学校を卒業してから約30名→いまだに続けられてるのは4名です。上の学年は全滅。学校は歯科医院が多い地域なのに業界がブラックすぎて廃校。本当に業界がここまでかと絶望してます。開業してる知り合いはみな家庭が崩壊してます。長時間労働のためです。

これからの進路、よく考えて下さいとしか言えません。

出典:http://honne.biz/job/s1220/4/

 

歯科医院が多くて需要があるのに廃校って相当ですよね。
中にいた人からは、絶望的な声しか上がっていません。

 

25年勤めました、この業界はほんの一握りを除き、ブラックが基本のような狂った世界だと思います。あまりの酷さに新卒の離職率70%とも聞きます。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11151832101

 

「もっとマージンを下げて下さい」と歯科医師に頼めばいいと思う方もいるだろう。しかし、歯科医師と歯科技工士は対等でないどころか、圧倒的な力の差が存在する。

歯科技工士は、取引先の歯科医師に適正な技工料を頼んだら干される。そういう仕事。

出典:https://anond.hatelabo.jp/20170409141527

 

 

離職率70%ってホントなんでしょか?
少なくとも、就職から5年以内の離職率は70%を越えるとされています。ただ、これは25歳~29歳の年齢を対象にしていて、25歳未満の離職率は約80%にものぼります。
また、歯科医師と歯科技工士の力関係も問題視されています。パワハラの温床にもなっていますし、賃金が上がらない、労働時間が減らない要因になっているからです。

「歯科技工士を辞めたいが資格などを考えるともったいない」という迷いへの警鐘

でも、歯科技工士って専門学校に通って国家資格を取らないとなれないんですよね? そうなるとブラック業界だと分かっていてもなかなか踏ん切りがつかないかも……。
「もったいない」という未練ですよね。しかし、それは捨てたほうがいいです。結果、損してしまうことになるからです。理由は以下の3つ。それぞれくわしく見ていきましょう!

 

①業界に未来はあるのか?

②心身故障するリスクが迫る

③サンクコストに囚われてはいけない

①業界に未来はあるのか?

先ほどから見てきたように、歯科技工士の世界は「ブラック企業」ならぬ「ブラック業界」と言えます。
ブラック業界……。
元歯科技工士の方の「警告」をご覧ください。

 

「あと10年経ったら良くなる」

私の先輩は30年前からこの言葉を聞いてるそうです。しかも良くなるどころか悪化してるそうです。50代なのにトラックの運転手へ転職を決めていました。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10214527280?__ysp=5q2v56eR5oqA5bel5aOr44CA6L6e44KB44Gf44GE

 

パワハラの対象になりやすい。頑張っても給料あがらない。粉塵で将来、肺がんなどのリスクが上がる。私は激務で不妊になり、退職後は不妊治療に明け暮れた。将来子供が欲しい人は技工士になるかどうか考えたほうがいい。

出典:http://honne.biz/job/s1220/4/

 

 

「50代でトラック運転手に転職」「肺がんリスクと不妊治療」「CAD導入やAIの導入」 。もういろいろと業界的に暗い話しかないですね……。
みなさん、さらっと教えてくれていますが、冷静に考えたら恐ろしい話です。

②心身故障のリスクが迫っている

次に、体や心が壊れるリスクも考慮しなければなりません。

ある日、気づいたら眠る時間があるにも関わらず眠ることができない状態に陥りました。今、思えば ”うつ” 状態になっていたのかもしれませんが・・・

さらに三大欲求の食欲、性欲も削がれていったように思います。食事をとっても美味しいと感じることが少なく、性欲というか人との関わりも絶つ状態に追い込まれていきました。

そんな生活が2年続きました。

友人と会っていた時に『ため息が多いな〜』と、よく言われていました。もちろん自分では全く気づいてませんが、かなり精神的にマイっていたのでしょう。

あのまま技工士として働き続けていたらと思うと・・・・ゾッとします。

出典:https://okamasa.com/dental-technician

 

「心の叫び」といった印象です。もっと長く働いていたら、本当にうつ病になってしまったかもしれませんね……。
そうなってしまったら本当に大変です。長く療養しなければなりませんし、再就職も困難になります。人生レベルでの損失が大きすぎます。

③サンクコストに囚われると必ず損をする

また、長く勤めれば勤めるほどサンクコスト効果が働いてしまいます。
「サンクコスト効果」とは何ですか?
ざっくりいうと、「もう取り返すことのできない金銭・時間・労力に執着してしまい合理的な判断ができなくなること」です。
歯科技工士の話だと、「例えば10年も業界で働いたのでいまさら別の業界に移るよりも、ブラックなのは我慢してこのまま働こう」という心理になることでしょうか?
その通りです! もっと身近な例でいうと、以下の通りですね。

「行列ができている飲食店に並んでしまったが、思ったより時間がかかりそうだし空腹も限界。もう15分以上並んでいるので、今さら離れるのはもったいない。ようやく食べることができたが期待していたほど美味しくはなかった。」

「映画館に入って面白そうな映画を見たが、まったく面白くなかった。けど、払ったお金がもったいないので最後まで見てしまった。やはりつまらなかった。」

こういった状況です。

「転職」や「退職」にもこのサンクコスト効果は働きます。しかし、「転職」や「退職」は飲食店や映画館とは比較になりません。

確かに……。心身故障のリスクもありますもんね。
こちらも、元歯科技工士の方の「警告」を見てみましょう。

 

私はとても中途半端な年齢で辞め、つぶしが利きませんでした。結婚もできませんでした、今はバイトのような極貧生活ですが、歯科には戻りたいとは思いません。

すみません書きながら昔を思い出し、気分が悪くなったり、落ち込んだりしました。ここまで書くのに2日掛かりました、とりとめなくて申し訳ないです。

どうぞ私みたいにならないで。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11151832101

 

せっかく取った資格だから。

みんなそう自分に言い聞かせて長時間労働・低賃金を我慢し、将来的には技術が向上して仕事の効率が上がり残業が少なくなるだろう、昇給もあるだろうと頑張ります。

しかし年齢が進んでいくにつれ、技術は向上しているが仕事内容・仕事量が変わったが仕事時間は変わらず昇給も僅かで、他職の友人と比べると仕事時間と給料のバランスが明らかにおかしいと思い始めます。

40歳間近になると転職は厳しくなり、尚且つ技工士しかしてこなかった人は業種を変えてやっていけるか不安になり、技工士がブラックだと知りながら続けざるを得なくなり、技工士の仕事で給料・時間に都合をつける為には独立するしかなくなります。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10214527280?__ysp=5q2v56eR5oqA5bel5aOr44CA6L6e44KB44Gf44GE

 

実際に経験したからこそ出る、「悲痛な警告」ですね。「もっと早く辞めていればよかった……と後悔しているのが伝わってきます。
このような声を見ると、できるだけ早く退職に向けて舵を切ったほうがいいと思えます。会社が辞めさせてくれなかったり、一分一秒でも早く会社を辞めたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

 

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「歯科技工士を辞めたいけど転職・再就職が不安です」という声への答え

 

でも、「いざ退職」となったら転職など不安ですよね……。
ここからは、歯科技工士の転職への不安を解消できるような内容でお伝えしていきます。

①転職は若ければ若いほどチャンス

転職、ちゃんとできるのでしょうか?
一般的に、転職は若ければ若いほど有利になります。
確かに、「20代のうちであれば転職はしやすい」と聞いたことがあります。でも、これってどうしてなのですか?
新卒から3年以内であれば、新卒に次ぐポジション「第二新卒」として転職活動できます。そして、この「第二新卒」を積極的に採用する企業は増えてきています。

理由としては、

・新卒のようなフレッシュさに加え、基礎的なビジネスマナーが身についている。

・少子高齢化が進んでいるため、若手人材が減少。→ 転職市場では若手に需要がある。

上記のようなものです。

なるほど! だから若手は有利なんですね!
はい。逆に言うと辞めることを決断できずに、ずるずると業界に居残ってしまうことのほうが大きなリスクです。こんな声もありますよ。

 

・1年目で辞めても転職先には一発で合格できましたし、特別不利になるような事はありませんでした。

・全くの異業種です。自分の性格に合いそうな職業を中心に、慎重に選びました。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13215400113?__ysp=5q2v56eR5oqA5bel5aOr44CA6L6e44KB44Gf44GE

 

②歯科技工士に向いている転職先・働き方

では、歯科技工士に向いている職種や転職先はどういったものがありますか?
以下、参考にしてみてください。

 

▼歯科業界

・助手
・材料メーカー(製造or卸し)
・大手技工所営業
・衛生士

▼その他の職種

・バスの運転手
・運送会社
・ジュエリー業界

わたしの知る限りはこんなところですね。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1446944824?__ysp=5q2v56eR5oqA5bel5aOr44CA6L6e44KB44Gf44GE

 

また、歯科技工士の方は「コツコツとモノづくりをする作業」に向いています

なので、

 

・事務職

・大手工場

・フリーランス

→(プログラミング、ライティング、動画編集など)

 

上記もいいかもしれません。

 

実際に「歯科技工士を辞めた人」のリアルすぎる声を紹介します

実際に、歯科技工士を辞めた人の心境なども見てみたいです!
少しの間、体を休めるのも戦略的かもしれませんね!
これまでの疲れもリフレッシュできますし、人生、長いですからね。いったん休養を挟むというのも大いにありです!

私は技工士を辞め自由な時間が増え、
飲み会、旅行、ツーリングなど趣味を満喫しています。
この先技工士の待遇が劇的に変わると思いますか?
変わらないなら働く側の考え方を変えるしかないですよ。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10214527280?__ysp=5q2v56eR5oqA5bel5aOr44CA6L6e44KB44Gf44GE

 

転職してから人生が楽しく充実しています。

“生きる”事を苦痛に思わなくなったし、世界を見る目が優しくなったように思います。転職前までは敵対視したりネガティブ思考だったりして尖っていたので。

どうせいつか辞めるなら早く辞めて、昇給などを1年でも半年でも早めた方が得です。どうせ転職したら1からのスタートなので。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13215400113?__ysp=5q2v56eR5oqA5bel5aOr44CA6L6e44KB44Gf44GE

 

「時間ができて人間らしく生きれるようになった」「辞める方向で固まっているなら早ければ早いほうがいい」といった意見ですね。結果的に「辞めて大正解だった」という印象です!

歯科技工士が退職できない時は退職代行サービスを頼ろう!

これまで見てきた通り、歯科技工士って超ブラックですよね。退職交渉で難航しそう……。
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※本記事は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございます<(_ _)>