- 出戻り社員だけど、やっぱり会社が合わない
- ただ、出戻りでまた辞めるのはいいのかな?
- せっかく再度雇ってくれた会社を辞めるのは抵抗がある
上記の悩みは、出戻り社員にありがちではないでしょうか。
辞めたい・・けど裏切れない
この負のループから抜け出したいですよね。
ですが、ご安心ください。
出戻り社員であっても、辞めることは許されます!
本記事では、その理由と出戻り社員が上手に辞めるための方法を解説していきます。
出戻り社員で、会社を辞めたいと思っているけど、中々勇気が出ない。
出戻り社員であっても、無事に退職できる。
目次
出戻り社員でまた辞めるのは大丈夫な件!4つの理由を解説
冒頭でもお話しましたが、出戻り社員でも会社を辞めることは何ら問題ありません。
むしろ合わないと思ったら、速やかに退職を検討したほうがいいでしょう。
法律で定められていることではないから
退職は労働者の権利です。
それは出戻り社員にも言えることで、何回入社・退職を繰り返そうが法律に触れることは一切ありません。
そもそも従業員を雇う・雇わないは会社の自由なので、社員が何回辞めることも自由なわけです。
会社は会社の事を最優先に考える
会社は会社の事を最優先に考えます。
あなたの出戻りを許してくれたのも、会社にとって何かしら利益があると判断しているからです。
例えば、会社が人手不足の場合、1分1秒でも早く新しい人材を確保したいと考えています。
たとえ出戻りであっても人が1人増えるので、会社からすれば大きなメリットです。
それに出戻り社員であれば、ある程度業務内容には慣れていると思われるので、人材を一から育てていく手間が省けます。
逆に会社の利益にならないと判断した場合は、出戻りを認めないでしょう。
このように、人情で出戻りを許可してくれているように思えて、実は利益が絡んでいる可能性が高かったりします。
裏切るのは会社も同じ
「出戻り社員なのに、また辞めるのは裏切りではないのか?」と悩む人もいるでしょう。
しかし、裏切るのは会社も同じです。
例えば、経営状態が悪化すれば、従業員に給与を支払うことができなくなるので、最後はリストラせざるを得ません。
会社はあなたに期待していない可能性がある
少しショックを受ける言い方にはなるかもしれませんが、会社はあなたに期待していない可能性も考えられます。
なぜなら、1回辞めているからです。
1回辞めているため、会社側が「また辞めることもあるのでは?」と疑った目で見ている可能性があります。
そのため、あなたが再び退職申告したところで、案外あっさり承諾してくれる可能性があります。
出戻りで辞めないときのデメリット
先ほどは、出戻りでも辞めていい理由をまとめましたが、逆に辞めないことでさらなるデメリットに見舞われる可能性があります。
本段落では、2つのデメリットに触れていきます。
ストレスが溜まって体調を崩す危険がある
自分に合わない会社を続けると、余計にストレスが溜まります。
ストレスは健康上にも悪く、体調不良を起こしやすくなります。
さらに、ストレスが悪化すれば、うつ病も発症しかねません。
うつ病は一度発症すると、治すのに時間が掛かります。
治している間、ブランクができてしまうため、社会復帰へのハードルも高くなります。
つまり、合わない会社を無理して続けるのは、あなたの人生に大きなデメリットを及ぼす危険があるということです。
うつ病のリスクを考えると、スパッと辞めたほうがあなた自身のためにもなります。
転職の難易度が上がる
年齢を重ねるほど転職は難しくなります。
なぜなら、企業は未来ある若者を積極的に採用としているからです。
そのため、自分に合わない会社を無理に続けることはおすすめしません。
出戻り社員がまた辞めるときの言い訳は?素直に伝えよう
出戻り社員がまた辞めるとき、嘘だとバレるような言い訳をするよりは、自分の気持ちを素直に伝えましょう。
例えば、以下のように・・
- やっぱり合わなかった
- 人間関係に耐えられなくなった
- 過酷な労働が辛い
- 待遇面に不満
- 新しくやりたいことを見つけた
このような理由で全然問題ありません。
ただし、不満ばかりを言いすぎても悪い印象を抱かれます。
素直な理由を言いつつも、お世話になった会社に感謝の気持ちを伝えましょう。
そうすることで、上手く会社を辞めることができます。
出戻り社員関係なし?会社を辞めるときの注意点
出戻り社員に限ったことではありませんが、何も考えずに会社を辞めるのは危険な考えです。
本段落では、3つの注意点をまとめました。
先に転職先を見つけておく
転職先を見つけずに退職すれば、当然無職となります。
無職となれば収入も途絶えるので、生活に大きな影響を及ぼします。
また、転職活動は簡単にいくものではなく、中には2~3ヶ月ぐらいかかることもあります。
貯金に余裕がある人や実家暮らしされている人ならいいかもしれませんが、1人暮らしで貯金に余裕のない人は要注意です。
仕事との同時進行なので、忙しくはなるかもしれません。
しかし、後を考えれば先に転職先を見つけておくほうが絶対に楽なので、少し頑張ってでも転職活動を進めておきましょう。
生活費に余裕を持っておく
退職前に転職先を見つけておくのがベストですが、中には転職先を見つけずに辞めてしまう人もいるでしょう。
そうした人は、転職先が見つかるまでの生活費を確保しておく必要があります。
先ほども解説しましたが、転職活動は時間が掛かるもので、決まるまでに2~3ヶ月程度かかる人もいます。
また、転職先が見つかっても、給与が入るのは入社の翌月です。
その他、細かい出費を考えたら、最低でも半年分の生活費は確保しておいたほうがいいでしょう。
退職するときは繁忙期を避け、余裕を持って伝える
退職するときは、繁忙期を避けましょう。
繁忙期は社内全体がバタバタしているため、社員が1人減るだけでも大きなダメージとなります。
そうした状況で退職申告しても、まともに話を聞いてくれない可能性が高いです。
また、話を聞いてもらえたとしても、会社側からあなたに対するイメージは悪くなるでしょう。
退職申告は、落ち着いている時期で2~3ヶ月前と余裕を持って伝えるのがベストです。
余裕を持って伝えれば、その間に業務の引継ぎもできて、会社側も慌てずに済みます。
ただし、中には例外もあります。
「パワハラを受けている」や「給料や残業代がもらえない」、「長時間労働に耐えられない」など、ブラック企業に勤めている人は速やかに退職しても問題ありません。
どうしても退職を言い出せないときは退職代行サービスに頼ろう
退職代行サービスとは、あなたに代わり業者が退職手続きを行うサービスのことです。
一度依頼が成立すれば、あなたは二度と出社することなく会社を辞めることができます。
いずれの業者も、成功率100%(それに近い数字)を叩き出しているので、あなたの退職もきっと成功に導いてくれるでしょう。
また、当サイトがまとめた業者は、下記記事にまとめています。気になる人は、一度ご覧になってみてください。
退職代行サービスを利用するときに気を付けたいこと
退職代行サービスですが、利用の際に注意点があります。
それは、利用料金が高いということです。
退職代行サービスの利用料金は業者によって異なりますが、安くても25,000円程度は発生します。
決して安い料金とは言えないので、利用の際は金銭的余裕を持っておきましょう。
ただ、この金額で確実に今の会社とおさらばできると思えば、安いとも捉えられます。
どうしても今の会社を辞めるのが難しい場合は、前向きに退職代行サービスの利用を検討してみてください。
まとめ
出戻り社員は、同じ会社に二度目の退職申告をすることもあり、一度目以上に抵抗があるでしょう。
しかし、出戻りであっても退職は認められますし、会社に止める権利もありません。
何より会社側も経営が傾けば、平気であなたを裏切る(リストラ)可能性があります。
そのため、今の会社にいるのが辛いと感じたら、スパッと辞めるのが賢明な判断です。
あなたの人生のためにも、新しい道に進みましょう。